Neoベジタリアン ディプロマコース ベーシックで学んだ内容を楽しみながらブラッシュアッップさせていくアドバンスコース。Lesson3は「Neoベジ タイカレー」
ペーストから作るNeoベジ流タイカレー。本場で使われる生のハーブと日本の調味料を融合させた香り高いカレーです。普段扱うことのない食材を使うのはワクワクしますよね。このカレーが自分で作れるようになれば、もうタイ料理屋さんに行く必要なくなるかも!
Lesson3 Neoベジ タイカレー
contents
楽しい学びの時間♪~フード座談会
タイ料理に欠かせない生のハーブについて。農薬の使用量など、その実態を知ると、タイ料理屋さんに行くのをちょっと躊躇してしまうかも・・・。タイ料理に限らずですが、どんな食材を使って料理されているかを知ることはとても大事。自分の目で見て納得できる食材を選び、安心かつ美味しいお料理が作れるようになれば最高ですよね。
ミエンカム風(タイのレタス包み味噌)
タイの伝統的なおつまみスナック、ミエンカム。本来はカピ(オキアミを塩漬けにして発酵させた調味料)や干し海老を使って作る甘辛いソース。Neoベジでは白味噌ベースのvegan仕様で作ります。
レタスや大葉などの葉物にこのソースと、小さく刻んだお野菜やレモン、生姜、ピーナッツなどを乗せていただきます。ローストしたココナッツファインをソースにも包む具材のトッピングにも使うのですが、これが香ばしくてとてもいい香り♪
全ての具材とソースが混ざり合う美味しさに、食べる手が止まりません。見た目も華やかなので、おもてなし料理の前菜に喜ばれること間違いなしの一品です。
グリーンタイカレー(ゲーン・キョワーン)
ペーストから作るのってちょっと大変そう・・・と思っていましたが、材料さえ揃えれば工程自体は難しくありません。ペーストを冷凍しておけばいつでも美味しいタイカレーが作れるし、ドレッシングや炒飯など応用も利きます。バイタミックスなどのハイパワーブレンダーがあれば便利ですが、フードプロセッサーでも作れます。(ただしハーブを細かく刻む手間はかかります)
じっくり炒めたペーストの香りと、最後に加えるペーストのフレッシュな香り。2つの香りが混ざり合うことで、香り豊かなカレーに仕上がります。白味噌や柚子胡椒・白醤油などの日本の調味料も、見事にハーブたちと調和して旨みを醸し出しています。
タイカレーは甘味&辛味バランスが大事ということを今回初めて知りましたが、そこは自分好みに調整できるのが嬉しいですね。
ゲーン・マッサマン(イスラム風タイカレー)
本来は 牛肉や鶏肉とじゃがいも・ピーナツが入ったタイ南部のイスラムカレー。Neoベジではお肉の代わりにきのこを使います。行程はクリーンカレーと同じ。ひと手間かけて電動ミルサーで粉砕したカルダモンとシナモンを使うことで、より香り高いカレーに仕上げます。
じゃがいもとピーナッツのホクホクとした食感。女子は大好きですよね。
トッピング(揚げ野菜)
カレーのトッピングに使う茄子・パプリカ・しし唐辛子の素揚げ。色鮮やかに美味しく揚げる方法を学びます。ちょっとしたコツを覚えるだけで仕上がりに差が出るので、覚えておくと何かと使えます。
プレーティング&実食
2種のカレー、別々に盛り付けるのも良いけれど、あいがけってテンション上がりますよね。トッピングの揚げ野菜を彩りよく散らすと、グッと華やかに美味しそうに仕上がります。
今まで食べていたタイカレーは一体何だったんだろう・・・と思ってしまう美味しさ。濃厚で奥深い香りとフレッシュなハーブの爽やかさがたまりません。どちらのカレーもそれぞれの味わいで美味しいし、混ぜ合わさった部分も美味しい。家庭でこんなクオリティの高いカレーが作れるようになったら最高です♡
Photo :【philia photo(フィリアフォト)】山本あゆみ