Lesson6は「スペルト小麦粒料理」
ちょっとイメージできないかも・・・
近年、パンや焼き菓子などで見かけるようになったスペルト小麦。普通の小麦よりも栄養面が優れ、ナッツのような香ばしさがあり風味豊か。品種改良が行われていないため、小麦アレスギーの人にもアレルギーが出にくいと言われています。小麦粉としてではなく粒のままお料理に使うとしたら、思い浮かぶのはスープやサラダに入れるくらい・・・ですが、なんと、お肉の代用としても使えるのです。しかも100g ¥50程度と安価！ そして消化が良く、胃に負担もかかりません。良いことずくめのスペルト小麦。日々のお料理に取り入れない手はありません！
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Lesson6 スペルト小麦粒料理
contents
カムット＆スペルト小麦の茹で方
まずは基本のキ、小麦粒の茹で方から学びます。浸水に時間はかかりますが、特に難しいことはありません。炊飯器や普通のお鍋でも茹でられます。乾燥状態で500gの小麦が、茹でると倍以上の1200gに。小分け冷凍しておけば使い時にサッと使えて便利です。茹で汁もミネラル豊富なので、スープなどに利用して余すところなくいただきましょう。
そして、茹でスペルト小麦粒に調味料を加えて馴染ませるだけで、簡単美味しいつけあわせも作れてしまいます。
スペルト小麦ローフ with バルサ味噌ソース
スペルト小麦粒をミンチ肉のように使って作るミートローフ風。レッスンではパプリカに詰め込んで可愛らしく焼き上げますが、パウンドケーキ型で焼いて切り分けてもOK。加えるスパイスやハーブ、ソースを変えれば色んな国のお料理にアレンジもできます。
スペルト小麦粒のぷちぷち、胡桃のザクザクで食べ応えのある食感。しっかりお腹を満たす満足感もありながら、消化が良いので胃が重くなりません。
このスペルト小麦ローフを更に美味しくするのが、麦味噌とバルサミコで作るバルサ味噌ソース。プルーンの甘酸っぱさも加わって、フルーティで旨みたっぷり。シンプルな材料で簡単に作れるのも嬉しいポイント。
スペルト小麦とオレンジのチョップドサラダ
茹でスペルト小麦のぷちぷち食感が楽しく、見た目もお洒落なチョップドサラダ。ディルやフェンネルなどハーブの爽やかさ、オレンジのフルーティさで、見た目だけでなくお味もお洒落。スペルト小麦の食感で食べ応えも充分、栄養もバッチリ採れるサラダです。
自家製BBQソース
バルサ味噌ソースより材料は沢山使うけれど、こちらもブレンダーにかけるだけの簡単ソース。数種のスパイスで香り良く、深みのある味わいのソース。レモンの皮で爽やかさもプラスして。お肉にもよく合うので、沢山作っておけばかなり重宝します。
濃厚マッシュポテト
植物性の食材だけで作られているとは思えない濃厚さに感動。バニラの香りと滑らかな食感に思わずうっとり。ビーツでほんのりピンクに色づけすれば、プレーティングも可愛くお洒落に仕上がります。お野菜のグリルに添えたり、ポタージュスープにアレンジしたり。たっぷり食べても胃にもたれないので安心です。
プレーティング＆実食
もうすっかりネオベジではおなじみのイエロー蓮根や、紫キャベツのマリネなど。色鮮やかな付け合わせのお野菜と、味付けしたスペルト小麦粒を思い思いにあしらって。マッシュポテトの伸ばし方や、ちょっとしたトッピングにもそれぞれ個性があって、楽しいプレートに仕上がりました。
スペルト小麦のナッツのような風味とぷちぷち感が色んな形で楽しめて大満足。スペルト小麦ローフは2種のソースをそれぞれで味わったり、混ぜてみたり。濃厚マッシュポテトの滑らかまろやかな感じも良く合います。
この日はアドバンス最後のレッスンということで、erico先生から焼きたてのNeoベジスコーンとスペシャルなワインのプレゼント。みんな大好きサクふわスコーン。楽しかったレッスンのあれやこれやを思い出しながらいただきました。
楽しすぎてあっという間の6ヶ月。ベーシックから一緒に学んできた仲間は一生の宝物。これからも様々なレッスン・イベントなどで関わっていけるのが楽しみです。
Photo :【philia photo(フィリアフォト)】山本あゆみ